またも一月近くさぼってしまいました。
でも、休暇を一週間ほど取って、すっかりリフレッシュ!
遊ばないと働けない、情けない助産師です。
でも遊びは大事。
子どもは生活全て遊びです。
しつけも遊び感覚でどうぞ。
赤ちゃんは自分で動けるようになると、
安全かどうかを、お母さんやまわりの大人の顔を見て決めます。
これを「親(人)の顔色を見る」という言葉で表現すると、
なぜかいやな響きがありますね。
今日の赤ちゃんは9ヶ月。
わたしの事務机の上のペン、ノート、チラシ、ともかく全てが気になる。
ノートを触るので、手で押さえて「おばちゃん、だいじ」と言う。
それでもなお、引っ張ろうとするので、「あかん」と怖い顔をする。
まずは赤ちゃん、笑って、許しを乞うかのようにノートに触れる。
でも、私は顔をくずさない。怖い顔を続け、「あかん」と言う。
しばし、その顔を見つめた後、赤ちゃんはあたりを見回し、許してくれる誰かを探す。
そして、ノート、私の顔、他の大人の顔をながめまわし、考える。
「もしかして、だめか」と赤ちゃんが思い始めたかなと思ったその時、
「さわらなかったね、おりこうやったね」と褒めて、
頭をなでる、抱きしめる、ほおずりするといったスキスキ行動を起こすのです。
そして、ここが肝心、ごまかすのです。
???
こちょこちょ、くすぐりごっこをしたり、
たかい、たかいをしたり、
ハンカチを使っていないいないばぁをしたり、
ボールを転がしてみたり(こういう時は一緒に遊ぶこと)。
大体それではぐらかされてしまうのですが、
まだしつこく触ろうとする、根気強い、粘り強い、ごまかされない赤ちゃんには、
「○○ちゃんのんねぇ」と言って、違うノートを渡す。
それでもごまかされない天才肌の場合は、「おんも、行こうか」。
そしてその後は、ノートを見せないようにすることですね。
前に書いた、してはいけないことを教えることのマニュアル版でした。
「あぁ、そうしたらいいんですか」と今日(正しくは昨日)
言っておられたので、書くことにしました。
最後が遊びで、笑って終わると、お母さんも気分がいいですよ。